日本初!介護・認知症予防用のパチンコ台、レンタルサービス開始!

2015年12月11日 22:51

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足を使ったリハビリの様子(グローバルスタンダード発表資料より)

足を使ったリハビリの様子(グローバルスタンダード発表資料より)[写真拡大]

  • 手を使ったリハビリ 車のハンドルを回す(グローバルスタンダード発表資料より)

 グローバルスタンダードは、日本初の「介護・認知症予防のための遊技機」となる機能訓練用パチンコ台を開発、主にデイサービスセンターや福祉施設に向けたレンタルサービスを開始したことを発表しました。

 同製品は、楽しみながらリハビリと機能訓練を続けられる遊技機の導入を促すために開発。

 従来のハンドルを回してパチンコ玉を打ち出すのではなく、足元にあるパッドを踏むことにより玉を打ち出す「介護予防パチンコ台」で、左右交互に踏み込むことでパチンコ台のパッドが反応するため歩行訓練になるとのこと。

 実際の施設での試験利用では、足踏みパッドは利用者に大変好評で、通所されているほとんどの人が利用したとのこと。

 また、試験導入では施設運営者と理学療法士と連携。1回に1つの運動をするのではなく、運動動作を複合的に(手と足を同時に使う)行うことにより、さらに効果的に利用できるのではないかという提案を受けたとのことです。

●改良!認知症予防にも?

 運動動作を複合的に行えるよう器具の種類を増やし、認知症予防にも効果が持てる商品へ改良。

 『介護・認知症予防用パチンコ台』は、「音楽を聞く」、「球を目で追う」という聴覚や視覚を使う行動による一定のリラックス効果やリハビリ効果があり、そこに「体を動かす」という運動動作を加えることにより、聴覚・視覚・運動動作という3つの作業を同時に行うことが可能となっているとのこと。

 パチンコ台機種については50~種類の中から選べるとのことで、現在特許出願中の模様。(記事:谷津沙夏・記事一覧を見る

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