関連記事
忘年会で人気のお店、「個室」がトップ
今年も忘年会シーズンが近づいてきた。アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所が今年11月、全国20歳以上の男女1073人(男性608人、女性462人)に「今年の忘年会の参加意向」を聞いたところ、「参加予定がある」人は44.5%だった。「まだ決めていない」という声も35%で、全体の79.5%が「忘年会への参加」可能性があるようだ。
過去6年間の調査と比べると、参加意向はやや減っている。2009年:80.9%、2010年:82.6%、2011年:82.5%、2012年:82.2%、2013年:82.9%、2014年:83.3%など、ここ数年は毎年8割を超えていたが、今年は79.5%と例年に比べてやや参加意向が弱い。
忘年会の参加回数を聞いてみたところ、「2回」と回答した人が最も多く39.9%だった。「3回以上」という声も28.2%を数え、忘年会参加予定を持つ人のうち、7割近くが「複数回の参加予定があるようだ。「2回以上の参加予定がある」割合は、女性で62.3%だったのに対し、男性は女性よりも9ポイント以上高い71.9%だった。仕事関連の人付き合いなどが影響を与えているとみられる。
「あなたが幹事なら1人当たりの参加費はどのくらいに設定するか?」聞いたところ、「3000~4000円未満」が最も多く30.2%。次に「4000~5000円未満」という声も30%を数え、全体の6割以上が「(1人当たりの会費を)3000~5000円未満」の予算でお店探しを行っているようだ。
アサヒのお客様生活文化研究所によれば、「(3000~5000円未満くらいが)安すぎず高すぎず、料理も飲みもまずまず納得感のある『お店探し』に必要なコストと言えそう」とコメントしている。
「あなたが幹事なら、お店選びで重視するポイントはどこですか?」と聞いたところ、トップは「個室・貸切できるお店」(43.7%)だった。同じく5位に「座敷・掘りごたつがある」(25.8%)、10位に「少々騒いでも大丈夫」(20.7%)、11位に「客層が落ち着いていてガヤガヤしていない」(20.4%)がランクインしており、大人数での開催が多い忘年会だけに、店の構造や雰囲気、客層等を気にする幹事さんがとても多いようだ。特に「個室・座敷」は募る話をじっくりと語り合うのに、ベストなシチュエーションだと考えられているらしい。これから店探しをする人は、参考にしてはいかがだろうか。(編集担当:北条かや)
■関連記事
・忘年会シーズン突入! 景気回復の兆しで、例年よりも早い予約の傾向
・景気の影響はいかに?今年の忘新年会の傾向を予想
・50周年を迎えるパンシロン、ロングセラーの秘訣とは
・お酒はコントロールできる? 50代から意識が高まる適量飲酒
・7割の人が「お酒を飲むのが好き」 よく飲むお酒は「ビール類」が最多
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク