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家事が好きになる秘訣は音楽にアリ!? 音楽を聴きながら家事をしている男性は「家事好き」が7割近くも
日本人の趣味・娯楽として最も楽しまれているのは音楽鑑賞だという。今年に入り、日本国内でも定額の音楽配信サービスが相次いで開始され、音楽の楽しみ方が広がっている。これを受け、ライオン<4912>は、ユニバーサル ミュージック合同会社と共同で「音楽と家事に関する意識・実態調査」を行った。その結果、日頃、いつ音楽を聴いているか聞いたところ、車での移動時や通勤・通学途中よりも「家事をしている時」が多く挙げられ、4割以上となっていた。
また、音楽を聴きながら家事をしている人は、音楽を聴きながら家事をしない人に比べて「家事が好き」と感じている人の割合が高く、特に男性でその傾向が強いことがわかった。音楽を聴きながら家事をする男性は、7割以上の人が音楽を聴く目的として「音楽を楽しむため」「リラックスするため」を挙げており、全体と比較して洋楽やジャズを聴いている割合が高くなっていた。
調査の結果を踏まえ、ライオンリビングケアマイスターから、家事に音楽を活用する提案をする。家事が楽しくなるだけでなく、家事の時間管理や、掃除の仕上がりを向上させるためにも有効であることを伝えるという。また、ユニバーサル ミュージック合同会社のミュージックソムリエからは、家事をしながら聴く音楽を選ぶ時のポイントを紹介。家事に前向きになれない時は、明るい音楽よりも気持ちを落ち着かせる曲を選ぶなど、その時の気持ちに寄り添った曲選びがお勧めだとしている。
まず、日頃音楽を聴いているか聞いたところ、7割の人は日常的に楽しんでいましたが、3割の人はあまり聴いていなかった。音楽を聴かない理由で多かったのは「音楽への興味が薄れた(49.7%)」、「時間がない(32.3%)」ですが、30~40 歳代では時間がないことを理由に挙げる人が多く4割以上。
一方、日頃音楽を楽しんでいる人に、いつ聴いているかを聞いたところ、「自宅でくつろいでいるとき(51.9%)」に次いで多かったのが「家事をしながら(42.9%)」となっており、「車での移動時(41.9%)」や「通勤・通学途中(35.1%)」よりも多く挙げられていた。特に 30 歳代以上の女性の場合、「家事をしながら」が「自宅でくつろいでいるとき」に 10 ポイント以上の差をつけて最も多く挙げられた。
音楽を聴きながら家事をするメリットを聞いたところ、6割以上の人が「家事が楽しく感じる」「家事の時間が気にならない」と回答しており、「家事が早く終わる気がする」という人も4割以上。自由回答では「家事の時間管理に役立つ」という意見が多く、時間を決めて効率的に家事を行うツールとして音楽を役立てていることがわかった。
一方、「聴いている音楽が終わるまで、家事を続けたくなる」という意見もあり、家事に時間かけることで仕上がりがアップする可能性も示唆されるという。
音楽を聴きながら家事をしている人は、音楽を聴きながら家事をしていない人と比較して「家事が好き」と感じている人が 1.5 倍と多くなっていた。また、音楽を聴きながら家事をしている人を男性と女性で比較すると、男性の方が「家事が好き」と感じている人の割合が高くなっていた。音楽を聴きながら家事をする男性は、7割以上の人が音楽を聴く目的として「音楽を楽しむため」「リラックスするため」を挙げている。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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