KitKatの絵文字キャンペーン、Unicodeを宣伝の場所にすることの是非は?

2015年11月29日 23:37

印刷

記事提供元:スラド

ネスレのチョコレート菓子「KitKat」の絵文字をUnicodeに追加することを求めるキャンペーンがChange.orgで展開されており、KitKat公式Twitterアカウントなどが賛同を呼びかけている(Change.org — キャンペーンページTNW Newsの記事プロモーション動画)。

この絵文字「The Break Emoji」はKitKatを2つに折った形( /'\ )を図案化したものだ。KitKatのキャッチフレーズ「Have a break, have a KitKat」の「break」ということらしい。ユニコードコンソーシアムには提案済みとのことで、賛同者を集めて採用を促すねらいのようだ。キャンペーン開始者は「KITKAT The Break Emoji」となっており、ネスレが表立って動いてはいないが、各ソーシャルメディアのKitKat公式アカウントがキャンペーンを宣伝し、賛同を求めている。

企業が自社に関連する絵文字の登録を求めたキャンペーンをChange.orgで行うのは今回が初めてではないという。昨年はTaco Bellがタコスの絵文字をUnicodeに登録すべくキャンペーンを行い、今年6月のUnicode 8.0 updateで追加されている。また、Durexはコンドームの絵文字追加に関する提案をユニコードコンソーシアムに送る計画を明らかにしている。

TNWではUnicodeを宣伝の場所にすることを批判しているが、KitKatの絵文字案はタコスやコンドームよりもはるかに企業色が強い。みなさんはどう思われるだろうか。 スラドのコメントを読む | idleセクション | 変なモノ | 広告 | idle

 関連ストーリー:
オックスフォード辞書の「今年の単語」は「

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事