Microsoft Windows、最初のバージョンのリリースから30周年

2015年11月21日 16:37

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記事提供元:スラド

Microsoft Windowsが20日で30周年を迎えた(The Vergeの記事BetaNewsの記事V3.co.ukの記事The Registerの記事VentureBeatの記事The Guardianの記事)。

Windowsの最初のバージョン(Windows 1.0)がリリースされたのは1985年11月20日。Windows 1.0自体はOSではなくDOS上で動作する16ビットシェルプログラムで、実行には2台のフロッピーディスクドライブと256kBのメモリー、グラフィックカードを必要とした。マルチタスキングにも対応するが、512kBのメモリーを搭載しなければ複数のプログラムを実行できなかったという。また、ウィンドウを重ねて表示することはできず、タイル表示にのみ対応していた。

前年に発売されたAppleのMacintoshとともに、コンピューターのGUIをマウスで操作する時代の始まりを告げたWindows 1.0だが、キーボードでの操作になれたユーザーの支持はあまり得られなかったという。Windows 1.0の価格は99ドル。2年間で50万本ほどが売れ、1987年にはWindows 2.0がリリースされるが、Windowsが本格的に普及するのはWindows 3.0がリリースされた1990年以降のことだ。

リンク先の各記事ではスクリーンショットとともに、現在にいたる各バージョンのWindowsを紹介している。実際にWindows 1.0をリアルタイムで使っていた人は少ないと思われるが、スラドの皆さんが最初に使ったWindowsや、印象に残っている昔のWindowsはどのバージョンだろう。 スラドのコメントを読む | マイクロソフト | Windows

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