映画『リリーのすべて』エディ・レッドメインがトランスジェンダー役に、真実の愛の物語

2015年11月19日 18:55

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記事提供元:ファッションプレス

映画『リリーのすべて』が2016年3月18日(金)に全国公開される。監督は『レ・ミゼラブル』の監督トム・フーパー。そして、『博士と彼女のセオリー』で英米のアカデミー賞を制覇し、若手演技派スターのトップに躍り出たエディ・レッドメインが出演する。


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作品は、今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく物語。命の危険を冒してでも、自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いを描いた作品だ。


主人公アイナー・ヴェイナーの心の中で生まれ、やがてひとりの女性としての人生を獲得していくリリー・エルベを演じる、エディ・レッドメインは、心身の不一致に対する葛藤と成長を見事に演じきった。また妻のゲルダ役には、アリシア・ヴィキャンデル。『コードネーム U.N.C.L.E.』と本作に続き、『ボーン』シリーズ新作のヒロインにも抜擢された彼女は、ルイ・ヴィトンの今季秋冬キャンペーンの顔としても活躍する旬の女優だ。他にも、共演陣にはアンバー・ハードなどが名を連ねる。


最愛の夫が女性として生きたいと願った時、お互いの味方であり続けたふたりの姿を追い、“人を愛するとはどういうことなのか”という事を斬新な角度から描き上げた本作。性別さえも無関係に、魂と魂で共鳴しあう姿が胸を打つラブ・ストーリーに、ぜひ注目したい。


■あらすじ

1930年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけアイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがてその前にひとりの婦人科医が現れる。


【作品概要】

『リリーのすべて』

公開日:2016年3月18日(金)全国公開

監督:トム・フーパー

脚本:ルシンダ・コクソン

出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、

アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ他

原題:The Danish Girl

配給:東宝東和

レイティング:R15+

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※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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