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ニューヨーク市曰く、「賞金付きスポーツシミュレーションゲーム」は違法である
あるAnonymous Coward 曰く、 米国では「DraftKings」や「FanDuel」という、架空のチームを使ったスポーツゲームが人気だ。これらは「Fantasy Sports」と呼ばれるもので、ユーザーは実在の選手をゲーム内で「ドラフト」して架空のチームを作り、チーム同士で対戦させてその成績を競うものだ。こういったゲームは珍しくないが、「DraftKings」や「FanDuel」ではユーザーがこれら架空のチームに実際の金銭を賭け、勝利した際に「賞金」を得られるのが特徴となっている。しかし、これに対し賭博に該当するのではないのかという疑惑が出ている模様。そのためニューヨーク市は、市内でこのようなゲームで賭けを行うことを禁止するよう求めているという(Ars Technica)。
現在、Fantasy Sportsでは年間37億円規模のビジネスになっており、2020年までには180億円規模にまで発展すると見込まれているという。いっぽう運営側は「これらは偶然ではなくゲームのスキルによって勝敗が決定するもので、ギャンブルではない」「ユーザーが支払っているのはあくまでコンテストの参加料であり、賭け金ではない」「運営側の収益は勝負の結果によって得られているわけではない」などとして賭博ではないと主張している。
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