フィンランド、使用済み核燃料を地下400メートル以上の場所に埋める最終処分場建設へ

2015年11月17日 10:58

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記事提供元:スラド

masakun 曰く、 フィンランドが使用済み核燃料の最終処分場の建設をPosiva社に許可したとのこと(47NewsPosiva社プレスリリース)。

 稼働は2020年代となり、オルキルオトとロビーサ原子力発電所の使用済み核燃料が搬入され、「主に花崗岩から構成される地層で、使用済燃料は地下455メートルより下に埋められる。処分方法は日本のように核燃料サイクルや燃料再処理を行わず、使用済燃料を直接処分する」(Global Energy Policy Research)という。

 なお、放射線の影響がなくなるまでには10万年がかかるとのこと。

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