全国2000校が「和食給食」に!? 11/24は“和食の日”

2015年11月11日 15:44

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11月は「和食月間」(和食文化国民会議発表資料より)

11月は「和食月間」(和食文化国民会議発表資料より)[写真拡大]

 和食文化国民会議は、11月24日を「和食の日」として制定、これにちなんで全国の小学校等およそ2000校の給食を和食にすることを発表しました。

 「和食月間」として位置付けられている11月。今年の目玉は、初めての試みになるという「和食給食」の提供です。

 参加校は、和食献立の中の汁物を“だし”が感じられるすまし汁等にするなどし、和食について考えるきっかけ作りを提供するとのこと。本物のだしを児童に味わってもらう機会を継続的に作り、「和食給食」の輪を広げていきたいとのことです。

●これが「和食給食」だ!

 発表によると「和食給食」はこんな献立になる模様。東京都・中央区立泰明小学校の献立は、「ごはん、豆腐と五色野菜のお吸い物 吉野仕立て、鰆のつけ焼き五目豆あんかけ、じゃこと野菜のごま酢和え」。

 また、福井県の福井市和田小学校の献立は「古代米ごはん、干ハタハタの唐揚げ、煮なます、舞茸と豆腐の味噌汁(昆布と鰹節の合わせだし)、お米のムース(全ての食材が福井市産または福井県産)」というこだわりよう。

 予想よりもちょっぴり豪華な給食の日というイメージでしょうか。この「和食給食」、子どもたちの反応はどのような結果になるのでしょうか。(記事:谷津沙夏・記事一覧を見る

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