加工肉や赤身肉に発がん性?

2015年10月29日 00:34

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、  国際がん研究機関(IARC)が、ソーセージやベーコン、サラミと言った加工肉や、ステーキやローストビーフといった赤身肉には発がん性があるという調査結果を出した(WSJ論文PDF)。

 加工肉については「喫煙やディーゼルエンジンの排ガスと同水準」、赤身肉については「広く使用されている除草剤のグリフォセートと同レベル」だという。また、加工肉は大腸がんと胃がん、赤身肉は大腸がん、すい臓がん、前立腺がんとの関連性があるという。

 過去、世界がん研究基金(WCRC)が1週間に500g以上の牛、豚、羊肉を食べないよう勧告していたそうだが、最近では食肉とがんとの関連を裏付ける研究が増えているという。いっぽうでこの研究結果に対して批判的な意見も出ている模様。

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