関連記事
新たな「世界でもっとも黒い物体」が作られる
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 2014年に『黒すぎて見えない新素材「Vantablack」』という話があったが、King Abdulla University of ScienceおよびTechnology in Saudi Arabiaの研究者らが、「人間によって作られたなかで最も黒い物質」を製造したそうだ(Nature Nanotechnology掲載論文、Phys.org)。
この物質はカーボンナノチューブを使って作られており、照射された400~1400ナノメートルの波長の光の98~99%を吸収するという。また、どのような角度や偏角で光を照射してもこの性能は変わらないという。ちなみに既存の物質ではおよそ26%程度の光しか吸収できないそうだ。
関連ストーリー:
ハイヒールで踏んでも壊れない、柔らかくて丈夫なトランジスタを産総研が開発 2015年08月15日
黒すぎて見えない新素材「Vantablack」 2014年07月14日
糸状のカーボンナノチューブの製造に成功 2013年01月17日
東北大の研究チームが「直径 1 ナノメートルサイズのベアリング」の大量合成に成功 2013年01月11日
カーボンナノチューブトランジスタ1万個を使ったチップ製造に成功 2012年10月30日
カーボンナノケージ(かご状炭素ナノ分子)の合成に成功 2012年08月29日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク