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英国最大のオンライン薬局、病歴などを含む個人情報を販売していた
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 英国でネット販売のシェア20%を占めるとされている英国最大のオンライン薬局「Pharmacy2U」が、21,000人を超える患者の個人情報を販売していたことが明らかになった(IBTimes、INDEPENDENT、Techdirt、computing、slashdot)。
流出した情報には、喘息やパーキンソン病、EDといったあらゆる病歴情報も含まれるという。さらに同社は英国民保健サービス(NHS)と密接な協力を行っており、Pharmacy2Uの顧客だけでなくNHSの患者の個人情報も販売されていたという。
これに対して英国の情報コミッショナー事務局(ICO)は同薬局に対し、130,000ユーロ(約1800万円)の罰金を科した。販売データの一部はオーストラリア企業によって購入されているが、この企業は男性の年金受給者を狙って悪質な広告を出していたことが判明している。
Pharmacy2U側はこれが深刻な問題であることを理解し、今後はデータ販売をしないとしている。
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