人の動きを感知するとiPhoneから効果音―ソニーの電子タグ「MESH」に人感など3種が新登場

2015年10月22日 15:16

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ソニーは、センサーなどを内蔵したブロック形状の電子タグ「MESHタグ」に「Motion(人感)」、「Brightness(明るさ)」、「Temperature & Humidity(温度・湿度)」の3種を新たに追加した。写真は、「Motion」。(写真:ソニーの発表資料より)

ソニーは、センサーなどを内蔵したブロック形状の電子タグ「MESHタグ」に「Motion(人感)」、「Brightness(明るさ)」、「Temperature & Humidity(温度・湿度)」の3種を新たに追加した。写真は、「Motion」。(写真:ソニーの発表資料より)[写真拡大]

  • ソニーは、センサーなどを内蔵したブロック形状の電子タグ「MESHタグ」に「Motion(人感)」、「Brightness(明るさ)」、「Temperature & Humidity(温度・湿度)」の3種を新たに追加した。写真は、「Brightness」。(写真:ソニーの発表資料より)
  • ソニーは、センサーなどを内蔵したブロック形状の電子タグ「MESHタグ」に「Motion(人感)」、「Brightness(明るさ)」、「Temperature & Humidity(温度・湿度)」の3種を新たに追加した。写真は、「Temperature & Humidity」。(写真:ソニーの発表資料より)

 ソニーは22日、センサーなどを内蔵したブロック形状の電子タグ「MESHタグ」3種の予約受付を開始したと発表した。専用のiPad / iPhoneアプリと組み合わせることで、人の動きや明るさ、温度・湿度といった現実空間の情報をきっかけとして、iPhoneの特定機能を作動させたりできる。価格は6,980円。

 「MESH」は、同社の新規事業創出プログラムから生まれた製品。利用例として、丸めた新聞紙に動きを検知するMESHタグを貼り付けてアプリ側で設定しておくと、新聞紙を振るなど、動かすたびにiPhoneで効果音を鳴らしたりできる。MESHタグは、検知する内容によって複数の種類が用意されており、検知した際に行なわれる動作などをアプリで手軽に設定することができる。

 今回は、「Motion(人感)」、「Brightness(明るさ)」、「Temperature & Humidity(温度・湿度)」タグの3種を新たにラインアップに追加する。

 Motionタグは、人がタグの検知エリア内(目安として2~3m以内)で動いた時に何かが起こるような仕掛けづくりや、アプリ経由で指示を出して付近に人がいるかいないかをチェックするような用途で使える。温度の動きの変化を検知するので、ペットなどの動物にも反応するという。

 Brightnessタグは、箱の中にタグを仕込んでおいて、開けたときに通知する仕掛けなど、周りの明るさの変化をスイッチとして利用できる。

 Temperature & Humidityタグは、温度や湿度が変化した時の通知など、周りの温湿度の変化をスイッチとして使える。

 MESHタグはこのほか、タグを装着した物体の動きを検知する「Move(動き)」、ボタンを押すと何かの動作を起こすことのできる「Button(ボタン)」、条件に応じて色々な色に光る「LED」、 コネクタに市販のモーターをつないだり、他のセンサーをつないだりして活用方法を拡張できる「GPIO」が販売されている。

 専用アプリは、現在iPad用のみ提供されているが、iPhone、iPod Touch向けアプリも近日提供予定。

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