8月の実質賃金確報、0.1%増で2カ月連続の増加

2015年10月22日 11:17

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現金給与総額と、現金給与総額から物価上昇分を除いた実質(前年同月比%)の推移を示す図。(厚生労働省「毎月勤労統計調査」をもとに編集部で作成)

現金給与総額と、現金給与総額から物価上昇分を除いた実質(前年同月比%)の推移を示す図。(厚生労働省「毎月勤労統計調査」をもとに編集部で作成)[写真拡大]

 厚生労働省が22日発表した8月の毎月勤労統計調査(5人以上の事業所、確報)によると、現金給与総額から物価上昇分を除いた実質は前年同月比0.1%増だった。前月の0.5%増、速報値の0.2%増からは伸び幅が低下したが、2カ月連続で増加した。

 1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.4%増の27万1,913円だった。速報値の0.5%増から伸び幅は低下したが2カ月連続で増加した。

 現金給与総額のうち、基本給や職務手当てなどの所定内給与は、同0.2%増の23万9,047円、残業手当てなどの所定外給与は、同1.6%増の1万9,111円、ボーナスなどの特別に支払われた給与は、同1.9%増の1万3,755円だった。

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