10月のTIOBE Index、Objective-Cがトップ10落ち

2015年10月21日 17:26

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 プログラミング言語の人気度を調査してランキング化した10月のTIOBE Indexでは、Objective-Cのレーティングが前月から0.402ポイント減の1.419%で14位となり、トップ10から落ちている(TNWSlashdot)。

 Objective-Cの前月からの減少はわずかだが、6月には4.339%で5位だった。特に8月から9月では3.195%から1.821%に大きく減少している。1年前には10.096%で3位だったObjective-Cは、この1年でもっとも変動の大きいプログラミング言語となっている。

 1~6位の順位に前月からの変動はなく、Java、C、C++、C#、Python、PHPの順となっている。7位は前月の9位から上昇したVisual Basic .NETが入り、JavaScriptとPerlがそれぞれ1ランクダウンして8位と9位。RubyがObjective-Cに代わって10位に入っている。

 Objective-Cが減少したことで注目されるSwiftだが、前月から0.089ポイント増の1.277%で15位にとどまる。Swiftは6月に1.44%まで増加して14位となったのがピークで、7月と8月には減少。9月から上昇に転じたところだ。

 PYPLでもSwiftはObjective-Cに続く9位に上昇しているが、シェアはObjective-Cの5.3%に対し、2.8%に過ぎない。今後はどうなるだろうか。

 スラドのコメントを読む | デベロッパーセクション | 統計 | プログラミング | デベロッパー | iOS

 関連ストーリー:
Objective-Cのシェアを奪いつつあるSwift 2015年06月18日
なぜAppleやGoogleは独自のプログラミング言語を作るのか 2015年06月10日
最高のプログラミング言語を決める綱引き大会、1月29日開催 2015年01月22日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事