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Apple、プロセッサの特許侵害でウィスコンシン大学に敗訴
あるAnonymous Coward 曰く、 Appleはこれまでさまざまな相手と特許紛争を繰り広げてきた。とはいえ、競合企業に対してのものがほとんどだ。しかし、ウィスコンシン大学マディソン校の許認可部局が起こした訴訟は、同社にとって大きな損失になるかもしれない(GIZMODO、TechCrunch、Reuters、該当特許5781752、Slashdot)。
問題となっていたのはiPhone 5s/6/6 Plusや多くのiPadモデルにも搭載されているA7/A8/A8Xプロセッサー。これらの効率を上げる特許技術を無断で利用しているとして、今年1月にウィスコンシン大学の特許管理団体であるWisconsin Alumni Research Foundation(WARF)がAppleを訴えていた。合衆国陪審はこの訴えを認めた。裁判長の合衆国地裁判事William Conleyは、Appleは最大で8億6200万ドルの損害を償う義務があるとしている。
WARFは先月、最新チップA9とA9Xがやはり特許を侵害しているとして別の訴訟を起こしており、Appleの賠償額はさらに増える可能性がある。
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