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Mozilla、広告ブロックに関する3つの原則を提案
headless 曰く、 広告ブロックなどのコンテンツブロックをめぐる議論が注目を集める中、Mozillaがコンテンツブロックに関する3つの原則を提案している(Mozilla Blog、BetaNews)。
コンテンツブロックはすでにオンライン体験の一部となっているものの、健全で開かれたWebのためにどうすればいいのかわかりにくくなっているという。コンテンツブロックの選択肢が広がり、利用が増えているのは、ユーザーが自らオンライン体験をコントロールしたいという要求を示すものといえる。しかし、コンテンツブロックが特定のコンテンツを優先するようなことになれば、ユーザーはコンテンツに対するコントロールを失ってしまう。また、Webの商業モデルを無視してコンテンツブロックの議論を進めることはできないとのこと。
Mozillaが提案するコンテンツブロックに関する3つの原則は以下のようなものだ。この提案に対する意見があれば、ハッシュタグ「#contentblocking」をつけてソーシャルメディアに投稿してほしいとしている。
コンテンツの中立性:広告など特定の種類のコンテンツをブロックするのではなく、パフォーマンスやセキュリティー、プライバシーなど、ユーザーが何を求めているかという点に注力すべきである
透明性とコントロール:コンテンツブロックソフトウェアは透明性とユーザーの目的にかなうコントロールを提供するべきである
オープン性:ブロッキングは適用範囲を守り、コンテンツのソースにかかわらず同じ原則に基づいてブロックすべきである。パブリッシャーやその他のコンテントプロバイダーに対しては、彼らの製品やサービスをWebから完全に締め出すべきではなく、開かれたWebのエコシステムに参加する道を与えるべきである スラドのコメントを読む | ITセクション | Mozilla | 広告 | IT
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