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政権交代目指す―民主・岡田代表
記事提供元:エコノミックニュース
民主党の岡田克也代表は遊説先の講演で「(日本の歴代政府は)集団的自衛権の行使は違憲であるとしてきたが、この法律(安保法)が成立したことで、アメリカが戦っているどこかの国に、日本も武力行使できる国に変わったということだ。憲法の平和主義の大きな転換だ」と日本が立ち位置を大きく変えてしまったと提起。
岡田代表は「民主党はもう1回政権にチャレンジする。今の安倍政権を好き放題させるわけにはいかない。政権交代がきちんと出来る政治にしなくてはいけない。3年3カ月の民主党政権をしっかりと反省しながら、政権交代を目指していく」と憲法9条(戦争の放棄)本来の枠内に軌道修正を図るためにも、政権奪還をする決意をうかがわせた。
また、さきの国会で成立した労働者派遣法改正案についても「働き方は個人の自由だが、不安定な雇用形態で給料は上がりにくい実情がある。安倍総理は今回の法改正で正社員になりやすくすると言っているが、法的担保は事実上ない」と指摘。
そのうえで「民主党は希望する人が正社員になれるようすることを目指している」と雇用の安定と労働者の所得向上をめざしていく考えを示した。(編集担当:森高龍二)
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