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カリフォルニア大学、DVDライターでシート状の高容量コンデンサを作ることに成功
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 IEEE SPECTRUMにて、カリフォルニア大学の研究グループが開発した、グラフェンを使用する薄いシート状の高性能コンデンサが取り上げられている(Slashdot)。
グラフェンをレーザーでエッチング加工することで、コンデンサーとバッテリーの優れた特徴を兼ね備えるシート状デバイスが作製できたとのこと。1cm角サイズのシートで、LED懐中電燈を1時間動かすだけの能力があるという。また、研究チームでは「LightScribe」という、レーザーでDVDのレーベル面に文字や画像を描くことができる機能を持つDVDドライブを使ってこのコンデンサを製造することにも成功しているという。DVDにプラスチックシートを貼り付け、そこに酸化グラファイトを塗り、LightScribe対応ドライブで特定のパターンを書き込むことで電極を形成することができるそうだ。この技術を利用することで、生産環境は安価に用意できるとのこと。ペースメーカーや、不揮発性メモリ、マイクロアクチュエータ、RFIDタグなどさまざまな分野で応用ができるとしている。
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