Windows 10でプロダクトキーが必要になるのは?

2015年10月2日 16:44

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 MicrosoftがWindows 10のライセンス認証とプロダクトキーを使用する場面について解説している(Windows Help — Activation in Windows 10Softpedia)。

 Windows 10では「Digital entitlement」という仕組みが導入されており、入手方法によってはプロダクトキーを使用せずに自動でライセンス認証される。Digital entitlementが適用されるのは、Windows 7/8.1から無償アップグレードした場合のほか、Windows Storeから正規のWindows 10またはWindows 10 Proアップグレードを購入してライセンス認証が完了した場合、ライセンス認証済みのWindows Insider Previewから新しいビルドにアップグレードする場合となっている。

 Digital entitlementが適用される環境で以前と同じエディションのWindows 10を再インストールする場合、プロダクトキーの入力画面で「スキップ」を選択する。これにより、インストール完了時に自動でライセンス認証される。ただし、Windows 10に無償アップグレードした環境で大幅にハードウェア構成が変更された場合、カスタマーサポートに連絡してライセンス認証する必要がある。Windows Storeから購入したWindows 10やInsider Previewで大幅にハードウェア構成を変更した場合については特に説明されていない。

 一方、小売店で購入したパッケージ版/ダウンロード版のWindows 10や、ボリュームライセンス/MSDNサブスクリプション、プリインストールマシンでは従来のWindowsと同様にプロダクトキーを使用する。プロダクトキーを使用してWindows 10をインストールした環境では、再インストール時にもプロダクトキーの入力が必要となる。

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