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SMSを利用した店内でのショッピングアシスタンスシステム
大型店舗で買い物をしているときに目的の商品が見つけられず、質問したくても店員が見つからないことがある。このような場面での解決策となるSMSを使用したショッピングアシスタンスシステム「Walmart Simple Text」が、米国・サンフランシスコで開催されたTechCrunchのDisrupt SF 2015のハッカソンでWalmartLabs賞を受賞した(The WalmartLabs Blogの記事、Devpost — Walmart Simple Text、TechCrunchの記事、Consumeristの記事、YouTube動画)。
Walmart Simple TextはWalmartLabs APIとTwilioを使用して作られており、Walmartの店内でSMSによる商品検索や質問などが実行できる。商品を探すには、店頭に掲示されている電話番号に「hi」と書いたSMSを送る。ボットが返信してくるので、商品名をSMSで送信すれば、商品棚の場所や在庫状態などが送られてくる。質問がある場合は「chat」と書いて送信すると、従業員とのやり取りも可能だ。
チームではSMSを採用した理由として、どのような携帯電話でも利用できる点や、Walmartの客層からみてアプリをダウンロードする方法や探し方を知らない人が多い点、データプランを契約していなければ利用できない点を挙げている。今後は探している商品に関連した特売情報なども提供できるようにしたいとのことだ。 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | ビジネス | 通信 | 携帯電話 | デベロッパー | アメリカ合衆国
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