MicrosoftとNATO、ソースコード開示プログラムの契約を延長

2015年9月19日 11:21

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 米MicrosoftとNATOが、技術情報開示プログラム「Government Security Program(GSP)」の契約を延長したことを発表した。GSPは、Microsoft製品のソースコードなどの技術情報やサイバーセキュリティの脅威に関する新たな情報などを開示するプログラム。現在ではWindowsやOfficeといったMicrosoftの主要製品のソースコード、同社のクラウドサービスの情報、サイバーセキュリティの脅威に関する情報などを開示している。

 NATOのNCI Agencyは発表文の中で、世界各地でますます危険になっている新たなサイバーセキュリティの脅威にNATO加盟国は直面していると述べ、各国の国民や経済に影響が及ぶ恐れがあるとしたうえで、こうした脅威を回避するためには、その情報を早い段階で迅速に共有することが重要だとの認識を示している(MicrosoftPCWorldCIOSlashdot)。

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