インクジェットプリンタのインクを使い切れない問題、米国でも話題に

2015年9月16日 18:44

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 インクジェットプリンタで、カートリッジ内にインクが残っているにも関わらずカートリッジの交換を要求されるという話はよく聞くが、米国でも同様の問題が話題になっているようだ(Slashdot)。

 PetaPixelによると、シアトルにある美術系印刷サービスBellevue Fine Artがエプソン製のハイエンドプリンタ「Stylus Pro 9900」のインクの消費状態を調査したそうだ。空になったと表示された700mlカートリッジを分解し、中のインクを取り出したところ、平均約100mlのインクが出てきたという。150ml以上含まれたものもいくつかあったようだ。また、350mlサイズのカートリッジの場合は60〜80mlほどが残っていたとしている。

 この印刷サービスではStylus Pro 9900を大量に使用していることから、毎月何百ドル分ものインクを捨てていることになるとしている。

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