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民主・長妻氏、安倍首相の歴史認識に危機感訴え
民主党の長妻昭代表代行は15日夜、国会前の安保法案反対集会でマイクを持ち「国会議員として15年になるが、安倍総理ほど危うい総理はみたことがない」と安倍総理の歴史認識に対して危機感を示した。
長妻代表代行は「自衛隊に武力行使を命じられるのは安倍総理だけ。防衛大臣は命じることはできない。安倍総理が70年前の教訓を胸に刻んでいるかいないかが、間違った戦争をするかしないか大きく影響する。安倍総理に70年前の戦争は間違った戦争か、国策を誤った戦争かと何度も何度も国会で聞いたが、一切、答えない。深刻だ」と強い懸念を訴えた。
また、マスコミについても、特に、NHKの籾井勝人会長について、会長就任時に「政府が右と言っているものを左というわけにはいかない」などと、報道機関のトップとしてあるまじき視点しか持ち合わせていない人物が、公共放送のトップに就いていることにも、改めて懸念を示した。
長妻代表代行はこうした中で、違憲の疑いのある安保法案が採決されようとしているとし、「我々の責任として、安倍内閣を退陣させ、安保法案を廃案にし、これをセットで実行していく」と訴え、それを実現するには「国会の我々の議員だけでは難しい」と認めたうえで「是非、みなさん、力を貸して頂きたい。あすも、あさっても、阻止し、これは駄目だというところまで追い込もう」と呼びかけた。会場に安倍政権退陣、戦争法案ゼッタイ反対、戦争法案いますぐ廃案のシュプレヒコールが響き続けた。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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