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NASA、10年間かけて北極圏の気候変動を調査へ
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 気候変動は、地球上の速いどこよりも北極に大混乱をもたらした。永久凍土の融解、野生生物のスクランブリング、大気中への炭素放出、破壊的な森林火災などだ。しかし、この大混乱の与える影響の範囲を科学者たちは完全に理解していない。そこでNASAが、北極における気候の変化がもたらす生態系への影響を10年間かけて調査するそうだ(MOTHERBOARD、NASA、Slashdot)。
複数のプロジェクトが計画されているが、その1つではアラスカ・北西カナダの湖におけるメタン排出量を、現地での観察に加えて空中や衛星搭載センサーで計測するという。
また別のプロジェクトでは、自給自足を行っている特定の地域6部族と協力し、カメラ搭載のGPSユニットを使用して収穫量の変化などを調査するという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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