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安倍総裁 無投票再選
記事提供元:エコノミックニュース
任期満了に伴う自民党の総裁選挙が8日告示されたが、立候補は安倍晋三総裁のほかなく、無投票再選された。野田聖子前総務会長は立候補に必要な国会議員20人の推薦人集めに奔走してきたが、すでに全派閥が安倍総裁支持を打ち出していたこともあり、立候補に届かなかった。総裁任期は2018年9月末までとなる。
国会は政府・与党がめざす安保法案成立まで大詰めにきていることから、自民党は党内結束を最優先したもよう。安倍総裁は、立候補届け出前の出陣式で「皆さんの支援を力に変え、結果を出すことで責任を果たしたい」と決意を示した。
谷垣禎一幹事長は前日の党役員会で「参議院では平和安全法制、労働者派遣法と大詰めである。平和安全法制は修正協議も行われているがなかなか難しい状況だ。とにかく参議院で特に平和安全法制で結論を出し成立できるよう政府・与党結束していこう。それから、明日から総裁選が行われるが、法案審議に影響のないよう全力を挙げたい。会期末まで残り3週間、緊張感を持って臨んでいきたいということを申し上げた」と記者会見で党内結束を強く呼びかけたという。(編集担当:森高龍二)
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