ソニー、厚さ約4.9mmの4K液晶テレビ「ブラビアX9000C」を発売

　ソニーは7日、4K液晶テレビブラビアの新商品として、液晶テレビで世界最薄という厚さ約4.9mm（パネル部分/最薄部）を実現した「X9000Cシリーズ」（65V型/55V型）を発売すると発表した。

　同製品は、新素材の採用と独自の特許技術により、薄型かつ狭額縁のデザインを実現した。また、独自の排熱構造により本体ユニットを壁に密着させることができ、同梱の壁掛けユニットを使うことで壁から本体前面までの距離を約40mmに抑えた壁掛け設置が可能。

　画質面では、4Kチューナー内蔵で、4K放送や4K配信にも対応する。4K映像の圧縮レベルを詳細に分析し高画質化するという4K高画質プロセッサーX1（エックスワン）を搭載しており、4K放送、4K配信サービスで、より美しい映像が楽しめるという。

　音質面では、放送やネット動画などの圧縮音源をCD以上の音質にアップスケーリングする独自技術のDSEEを搭載。高画質4K映像に見合う臨場感ある高品位サウンドを実現したという。Android TV機能搭載により、コンテンツサービスへのアクセスや音声検索、スマートフォンなどモバイル機器との連携も強化した。

　発売は10月24日からで、7日より予約受付を開始した。価格はオープン。