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Yahoo!ニュースのコメント欄、品質向上のためより厳しい対応へ
あるAnonymous Coward 曰く、 Yahoo!ニュースにはユーザーがコメントを投稿できる機能があるが、その内容について「不快なコメント」などの問題があることをヤフーが認めるとともに、対策を実施することを明らかにした(ITmedia、Yahoo!ニュースの発表)。
発表によると、Yahoo!ニュースへの投稿数は1日当たり約14万件で、利用者の多くが男性だそうだ。年代別にはPCユーザーでは40~44歳が、スマートフォンユーザーでは35~44歳あたりがピーク。また、コメントが多いジャンルはエンターテインメント、スポーツ、経済などだ。
Yahoo!ニュースではコメントに関する禁止事項を定め、これに従わないコメントは削除や投稿者のアカウント停止と言った対応を行っていたが、他者への敬意を欠いた「極端なレッテル張り」「差別意識を助長するような投稿」などについては十分に対応できていなかったという。「黒・白と線引きすることが難しいコメント」の削除については「表現の自由」や「思想信条の自由」を制限することにもなるため、対応が難しいと言うこともある。
そのため、ヤフーでは今後「ヘイトスピーチなどへの対応を強化」する方針を決めたようだ。具体的には下記のものについて、今までよりも厳しい基準を設けて対応するという。
「犯罪予告の書き込みなど犯罪行為とみなされる内容」「不快な用語」「偏見に基づく人種差別」「極端で乱暴な言動によるレッテル張り」といったコメントや、根拠のない誹謗中傷
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