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パナソニック、POS端末管理ソフトのカナダ企業を買収
パナソニックが買収した、POS端末管理ソフトを提供するカナダのクイック・サービス・ソフトウェアのWebサイト。[写真拡大]
パナソニックは1日、店舗向けPOS端末を管理するソフトウェアを提供するカナダのクイック・サービス・ソフトウェア(Quick Service Software:QSS)の株式51.0%を取得し、買収したと発表した。パナソニックが保有する商材とQSS社の店舗管理ソフトを連携することで、BtoBソリューション事業の成長を図るという。
同社によると、QSS社は、北米の飲食業界向けBOSW(在庫、財務、労務管理などのソフト)の大手企業で、カナダでは約60%のシェアを持つ。設立は2000年で、売上高は非公開。クラウドベースでのソフト提供、多言語対応、複数のブラウザ対応といった商品力と、顧客のニーズに迅速に応える高い開発力を兼ね備えているという。
買収後も現経営陣は維持し、グローバル市場で販売を継続する方針。
パナソニックは、2018年度までの事業方針で、食品流通業界を重点事業領域としており、産業規模が大きく近年の成長性も高い北米地域を有望視している。
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