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まったく新しい遺伝子はジャンクDNAから発生する?
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 DNAの遺伝子以外の部分はジャンクDNAと呼ばれ、不要なものであると考えられてきた。 しかし、最近の研究では一定の役割があることが判明しつつある。過去40年間、多くの科学者は新しい遺伝子が生まれる原因は「遺伝子重複」にあると考えてきた。遺伝子重複は同じ機能を持つ二つの遺伝子が重複した場合、一方が突然変異を起こしても支障がないという仕組みを持つ。このことが人間の進化を促してきたという考え方だ(Quanta Magazine、Slashdot)。
ところが、遺伝子重複から発生する突然変異とは異なり、他の遺伝子とまったく類似点のないもの孤立した遺伝子が発生することがある。このことは何十年もの間、科学者を悩ませてきたという。しかし、ここ数年の研究の結果、こうした孤立した遺伝子はジャンクDNAからランダムに発生しているという仮説が出ているそうだ。
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