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Apple Music、米国ではトライアルメンバーの48%が既に利用をやめているとの調査結果
サービス開始から1か月でトライアルメンバーが1,100万人に達したというApple Musicだが、MusicWatchが米国の消費者を対象に実施した調査によると、48%のトライアルメンバーが現在はサービスを利用していないと回答したそうだ(プレスリリース、Neowinの記事、The Vergeの記事、9to5Macの記事)。
この調査は13歳以上の米国の消費者5,000人を対象に実施されたもので、米国の人口構成比に合わせた重み付けがされている。調査結果によれば、iOSユーザーの77%がApple Musicを認知しており、11%がサービスを現在利用しているという。iTunes Radioのユーザーでは18%がApple Musicを利用しており、Spotify PremiumのユーザーではApple Musicの利用者が28%に上る。一方、Spotify Freeのユーザーでは11%、Pandoraのユーザーでは6%に過ぎない。
Apple Musicを使い始めたことでオンラインラジオや音楽のオンデマンドサービス、ビデオストリーミングサービスなどの利用をやめたというユーザーはごくわずかであり、3分の1のApple Musicユーザーがデジタルトラックやアルバムの購入を始めたり、購入数が増えたりしているという。また、現在Apple Musicを利用しているユーザーの64%がトライアル期間終了後も利用を続けると回答した一方、61%が既にApple Musicの自動更新をオフにしたと回答しているとのことだ。
これに対してAppleでは、トライアルメンバーの79%が現在も継続的にサービスを利用していると反論している。ただし、この数字が何を基準にしたものかはっきりしないため、MusicWatchの調査結果と比較できるものかどうかも不明だ。 スラドのコメントを読む | アップルセクション | ビジネス | 統計 | アップル | アメリカ合衆国 | お金 | 音楽
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