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iOSの「AirDrop」機能を悪用してわいせつ画像を送りつける「サイバー露出」事件、英国で発生
あるAnonymous Coward 曰く、 ロンドンでiPhoneに男性器が撮影されたわいせつ画像が突然送りつけられるという「サイバー露出」事件が発生したという。被害に遭った女性によると、地下鉄に乗っていたところiPhoneに突然わいせつな画像が表示されたそうだ(Engadget Japanese、BBC)。
これはiOS 7以降が備えるファイル共有機能「AirDrop」を悪用したものだという。AirDropで画像を送信すると、送信先となる端末には画像のプレビューとともに画像を保存するかどうかを尋ねるポップアップが表示されるという。今回の事件では、被害者女性は画像の保存を拒否したが、その後続けて別のわいせつ画像が送信されたという。
AirDropでは「オフ」「連絡先のみ」「全員」の3種類の設定が用意されており、「全員」に設定すると、近くの任意のiOS端末からファイルの送信が可能になる。今回、被害女性は「全員」に設定していたため、見知らぬ近隣の人から突然画像ファイルを送りつけられる事態になったようだ。
警察によるとこのような事件は初めてで、また被害者女性が画像を保存していなかったために証拠もなく、犯人の特定は難しいという。
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