戦中の原爆研究資料、米軍による押収を免れた3冊が発見される

2015年8月11日 11:24

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日本における原爆開発に関する資料は終戦直後に米軍に押収されているが、その押収を逃れた資料が京都大放射性同位元素総合センターで見つかった(読売新聞)。

 ノートは清水栄・京都大名誉教授(2003年に死去)のもので、計3冊。ノートの表紙には、「Ultracentrifuges(超遠心分離器)」と題名が書かれ、皇紀で「2604年」と記されているという。戦時中の日本の原爆研究を知る上で貴重な新資料となるとしている。

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