関連記事
既婚者向けSNSから3700万人超の会員情報が流出
あるAnonymous Coward 曰く、 サイバー攻撃による情報漏洩は昨今では珍しい話題ではないが、今度は「既婚者向けの不倫専門」出会い系サイト「Ashley Madison(アシュレイ・マディソン)」が攻撃を受け、3700万人以上の会員データが流出するという、色々な意味で危険な事件が発生した(ITmedia、WirelessWire、CNN)。
Ashley Madisonは「人生一度。不倫をしましょう」という危険なキャッチフレーズを掲げた不倫専門の世界的な出会い系サイト(Wikipedia)で、世界52か国に3776万人、日本には180万人以上の会員がいるとされている。同社は「安全やプライバシーが守られる」とセキュリティの堅固さを売り物にしているが、会員が自分の個人情報を削除するには19ドルの料金が必要、といった酷いシステムを取っていた(ただし攻撃者曰く「データは消されていなかった」)ことから怒りを買ったのではと推測されている。
流出した会員情報には、氏名やメールアドレスや住所、クレジットカード情報が含まれるという。攻撃を行ったグループでは運営会社に対してサイトの永久閉鎖を要求しており、要求に従わない場合、これらの会員情報を公開するとしている。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | 犯罪 | セキュリティ | 情報漏洩
関連ストーリー:
海外大手出会い系サイトで性的嗜好などを含む会員情報が流出 2015年05月26日
69歳の著名教授、出会い系サイトで騙されて麻薬の運び屋に利用される 2012年12月20日
カナダにおける「もっとも浮気に走りやすい職業」調査、トップは「IT関係・エンジニア」 2012年06月14日
今度はタミヤで不正アクセス事件、最大10万人以上の顧客情報流出の可能性 2015年07月23日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク