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油井さんら、国際宇宙ステーションに入室 5か月間の長期滞在開始
油井さんら、国際宇宙ステーションに入室 5か月間の長期滞在開始(Image Credit: NASA)[写真拡大]
ソユーズTMA-17M宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)に到着した、油井亀美也さんら3人の宇宙飛行士が、日本時間7月23日14時ごろ、ISSに入室し、約5カ月にわたる長期滞在を開始した。
ソユーズTMA-17Mは日本時間2015年7月23日6時2分45秒に、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、6時間弱後の11時45分にISSにドッキングした。
その後、気密性などを確認を経て、まずISS側のハッチが開かれ、続いてソユーズ側のハッチも開かれ、ソユーズに搭乗していたオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士、油井宇宙飛行士、チェル・リングリン宇宙飛行士の3人がISSに続々と入室した。
ISSにはすでに、ゲナディ・パダルカ宇宙飛行士、スコット・ケリー宇宙飛行士、ミカエル・コニエンコ宇宙飛行士の3人が、今年3月から滞在しており、コノネンコ飛行士らが合流したことで、ISSは6人体制での運用が始まった。
宇宙飛行士はISS内で、数百種類にもおよぶ、さまざまな科学実験や研究などを実施する。また特に油井飛行士は、8月にISSに到着する予定の日本の補給船「こうのとり」5号機を、ロボット・アームで捕まえるミッションも行う。
また9月2日にはソユーズTMA-18Mが到着する予定で、ISSは一時的に9人体制となる。9月11日には、現在すでにISSに係留されているソユーズTMA-16Mによって、パダルカ飛行士とソユーズTMA-18Mでやってきたうちの2人の飛行士が地球に帰還することで、再び6人体制となる。
コノネンコ宇宙飛行士、油井宇宙飛行士、リングリン宇宙飛行士は今年12月22日(予定)に、ソユーズTMA-17Mに乗り、地球に帰還する。またケリー宇宙飛行士、コニエンコ宇宙飛行士は来年3月まで滞在する予定となっている。
写真=NASA。
■New Crew Joins Expedition 44 for Five Month Mission | Space Station
https://blogs.nasa.gov/spacestation/2015/07/23/new-crew-joins-expedition-44-for-five-month-mission/
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