ドコモ、次世代通信方式の実験拡大、世界大手5社と新たに連携

2015年7月23日 08:20

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各社との5G実験協力のイメージ図(ドコモ発表資料より)

各社との5G実験協力のイメージ図(ドコモ発表資料より)[写真拡大]

 ドコモは22日、世界の主要ベンダー8社と行っている第5世代移動通信方式(以下5G)に関する実験を、さらに拡大するために、新たに5社と合意したと発表した。

 5Gとは、10Gbpsをこえる通信速度で、LTEの約1000倍にあたる。IoTの普及に伴う端末数の増加や多様なサービスへの対応などを目指して研究が進められている次世代の移動通信方式。ドコモは2020年のサービス提供をめざしている。

 新たに合意した5社は、インテル、キーサイト・テクノロジー、パナソニック、クアルコム、ローデ・シュワルツ。主な実験としては、インテルと、5G対応端末に必要な小型・低消費電力のチップセットの実験試作を行い、パナソニックとは、効率的に通信を行うシステム制御技術や、5Gの通信技術に先進画像応用技術などを組み合わせたシステムソリューションの実験を行う。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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