関連記事
「Marshall」ブランドのスマートフォン発表、ロックは死んだのか
楽器用アンプで知られる「Marshall」ブランドのライセンスを受けてヘッドフォンや家庭用アンプを販売しているMarshall Headphonesが、Androidスマートフォン「Marshall London」を8月に発売するそうだ(プレスリリース、製品情報ページ、Mashableの記事、ITmedia Mobileの記事)。
Marshall LondonはAndroid 5.0.2を搭載し、GSM/3G/4G LTEに対応するスマートフォンで、CPUはSnapdragon 410(1.2GHz)。4.7インチタッチスクリーンディスプレイや8メガピクセルカメラなど、基本スペックは標準的なものだ。ただし、サウンドプロセッサーとしてWolfson WM8281 Audio Hubを採用し、2台のスピーカー(13x18mm)や個別に音量調整可能な2つのヘッドフォンジャックを搭載。マイクも2台内蔵されており、ステレオ録音が可能だという。
本体はMarshallアンプと同様のマットブラック仕上げになっており、真鍮のボリュームコントロールホイールやM-Button、ヘッドフォンジャックが光る。M-Buttonは標準搭載されているMarshall London専用ミュージックアプリのほか、任意のミュージックアプリを割り当てて呼び出し可能。また、グローバルな音質調整が可能なグラフィックイコライザーアプリなどの専用アプリも搭載されている。
Marshall LondonにはインナーイヤータイプのModeヘッドフォンが同梱され、価格は4,995スウェーデンクローナ(約72,000円)。出荷予定は8月17日となっている。ITmediaの記事によれば、カートに入れてみたところ59,680.40円と表示されたとのことだ。
Mashableの記事では、ロックのアイコンであったMarshallブランドのスマートフォンが発売されることで、ロックは公式に死んだのだと主張している。皆さんはどう思われるだろうか。 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | 携帯電話 | 音楽
関連ストーリー:
米調査、最新ヒット曲を聴かなくなるのは30代半ば 2015年05月20日
「Fender Japan」ブランド、3月31日で終了していた 2015年04月09日
米国での音楽のはやり廃り、データ解析ツールで明らかに 2015年03月05日
mora、FLAC形式で24bit/44.1~192kHz音源の配信を開始へ 2013年09月27日
訃報: ジム・マーシャル氏 2012年04月06日
24ビット/192kHz形式での音楽ファイル配布は無意味? 2012年03月09日
Appleの「Mastered for iTunes」、CDとどう違う? 2012年03月01日
ギブソン社に捜査! 環境保護問題の波でギター業界に危機 2011年09月07日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク