日本政府、著作権侵害サイトの接続遮断(ブロッキング)を検討へ

2015年7月14日 19:41

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記事提供元:スラド

Printable is bad. 曰く、 日本政府が、インターネット上の著作権侵害サイトへの接続を強制的に遮断できる仕組み(ブロッキング)を検討するという(日経新聞)。通信事業者や大学の専門家と連携して2016年3月にも決める見込みという。海外のサーバーを使った著作権侵害行為にも対応できる、という点が利点として挙げられている。

 2014年6月25日の児童ポルノ法改正で、ISP(インターネットサービスプロバイダ)に児童ポルノのブロッキング等の努力義務が課せられるようになったが、これ以上検閲が強化されないことを願いたい。

 なお、著作権侵害コンテンツに対するブロッキングについての過去の議論がGeekなページでまとめられているので、こちらも参考にどうぞ。

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