スマホの修理、メーカー非公認の店に頼むと電波法違反になる?

2015年7月8日 16:14

印刷

記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、 スマートフォンでよくあるトラブルとして液晶パネルの破損がある。補償等に加入していない場合、メーカー修理となりそれなりに高額な修理費用がかかってしまうのだが、最近ではそれらよりも格安で修理を行ったり、バッテリ交換などを請け負うお店が多数登場している。

 しかし、携帯電話のような電波を発する機器の場合、不正改造を行うと電波法違反となる。このような店舗での修理は不正改造に該当する可能性があることが指摘されている(毎日新聞)。

 こういった状況の中、2015年4月に「登録修理業者制度」がスタートしたそうだ(ケータイWatch)。これは、総務大臣に対し登録を行った業者であれば、画面割れの修理や内蔵バッテリ交換、外装交換といった電波特性に影響を与えない修理・交換を行っても電波法違反にならないというものだ。

 逆にいうと、もし自分で修理を行った場合でも、(もし自分が登録修理業者として登録をしていなければ)電波法違反に問われる可能性があるということだろうか。皆様ご注意を。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | 携帯電話

 関連ストーリー:
Firefox OS搭載スマホの技適マークに誤り、回収へ 2014年08月04日
無線機器の「技適マーク」の扱いに対する総務省の回答 2014年07月01日
ルンバの並行輸入品、一部モデルは国内で使うと電波法違反になる 2013年06月17日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事