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プリンスホテル、30カ国・地域対応の多通貨決済システムを7月から導入
西武ホールディングス傘下のプリンスホテルは26日、みずほフィナンシャルグループのユーシーカードとの提携し、カード決済時に30カ国・地域の通貨を選べる「多通貨決済システム」を7月1日から順次導入すると発表した。
これまで、訪日外国人旅行客がクレジットカードで決済を行う場合は、日本円建てで決済し、為替レートが確定した後に、自国通貨に換算された決済金額が通知されていたが、このシステムにより、決済時にその場で円建てか自国通貨を選べ、自国通貨での支払金額を確認することができる。
支払い時に自国通貨で決済できることで、為替レートの変動を気にせず支払いが行え、カード会社の明細を待つことなく自国通貨での経費精算が可能になる。
なお、本システムの利用には「Visa」または「MasterCard」のカードが必要となる。
なお、7月1日から本システムが利用できるのは、新宿プリンスホテル(東京都新宿区)とサンシャインシティプリンスホテル(東京都豊島区)の東京都内の同社ホテル2カ所のみ。今後、同社が運営するプリンスホテルや、ゴルフ場、スキー場などに導入するとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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