東工大および東大の研究者ら、後から機能を「書き換え」できる分子回路部品を開発

2015年6月23日 17:46

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 東京工業大学の藤井慎太郎特任准教授と木口学教授、多田朋史准教授、東京大学の藤田誠教授らが、「カゴ状分子とその中に入れる分子の組み合わせ」で抵抗やダイオード、導線を作り分けられる半導体素子を作成したという。この素子を利用することで、後から機能の書き換えが可能な電子回路を作成できるという(日刊工業新聞)。

 実験では抵抗とダイオードの入れ替えに成功しているとのこと。また、今後は同様の技術を使ったトランジスタの開発を目指すようだ。

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