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スマホアプリのランキング順位は金で買える、その手法とは
あるAnonymous Coward 曰く、 日経ビジネスにて、スマホのアプリストアにおけるダウンロード数を「金銭を使って意図的に向上させる」手法が解説されている。
このようなランキング操作は「ブースト」と呼ばれており、これを利用することで「100万ダウンロードの水増しが可能」「100位前後だったアプリが、突然トップ10位以内に急上昇」するのだという。
ブーストを提供する事業者は「お小遣いアプリ」的なアプリを提供しており、それを通じて対象アプリをインストールすると、QUOカードやAmazonギフト、ネトゲアイテム等の形でポイントキックバックが提供される(ITmedia)。このようにユーザーに報酬を対価として何らかの操作を行わる広告は「リワード広告」などとも呼ばれている。
リワード広告はAppleの規約に違反するが、こういったブーストアプリは150前後存在するといい、ランキング順位をブーストで買っているアプリとしては「755」「AWA」「minne」「Gunosy」などが挙げられている(山本一郎氏の記事)。アプリのダウンロード数はIRで開示される指標のひとつでもあるため、投資家に対する粉飾行為ではないかとも指摘されている(DMM News)。
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