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信越化学、福井県越前市に半導体製造用材料の新工場を建設
信越化学工業は18日、福井県越前市にフォトマスクブランクス(フォトマスクの材料)事業を行う新工場を建設すると発表した。来年末までに完成、稼働を目指す。投資額は約70億円。
同社では、2009年に、半導体の製造工程に使われるフォトマスクの材料となるフォトマスクブランクスを事業化し、直江津工場(新潟県上越市)で生産してきたが、今回、2つ目の生産拠点を設けることで、リスクの分散を図る。
同社では、新工場稼働により、フォトマスクブランクスの生産能力は2割増えると見込んでおり、生産能力を2倍にまで拡大することを目指しているという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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