ウェザーニューズ、気温・湿度・気圧を観測する手のひらサイズのセンサー「WxBeacon」を開発

2015年6月16日 16:18

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気温・湿度・気圧を自動で24時間観測する気象センサー「WxBeacon(ウェザービーコン)」の利用イメージ(写真:ウェザーニューズ発表資料より)

気温・湿度・気圧を自動で24時間観測する気象センサー「WxBeacon(ウェザービーコン)」の利用イメージ(写真:ウェザーニューズ発表資料より)[写真拡大]

 ウェザーニューズは15日、気温・湿度・気圧を自動で24時間観測する気象センサー「WxBeacon(ウェザービーコン)」を開発し、同日から「ウェザーリポーター」の一部会員に無償で配布すると発表した。

 同製品は、IT企業のアプリックスIPホールディングスが開発に協力した。世界初のBeacon技術を使った気象情報のクラウドセンシング製品だという。

 気温・湿度・気圧を24時間自動で観測し、スマートフォン向け無料アプリ「ウェザーニュースタッチ」(iOS / Android向け)を通して、観測した情報を確認し、ウェザーニューズに送信することができる。また、「WxBeacon」を持っていない場合でも、周囲の「WxBeacon」のデータの受信や送信ができる。

 サイズは幅7.2cm、重さ37g(電池含まず)。

 同社では今後、本製品を使って「台風の気圧差を追いかける」などの取り組みを会員と実施し、気象による被害の軽減に努めていくという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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