関連記事
SNSに自撮り写真をアップしたISIL兵、司令部の所在をばらし空爆される結果に
あるAnonymous Coward 曰く、 イラク・シリアで活動を続ける武装組織ISIL(イスラム国)はインターネット上でも活発な活動を行っていることで知られているが、一部の兵士が司令部の前で撮った写真をSNS上にアップしてしまい、それを目にした米軍により速やかに空爆されるという珍事が発生していたそうである(Newsweek日本版、CNN.co.jp、Slashdot、AirForceTimes)。
これは米空軍のHawk Carlisle司令官が6月1日の空軍の会合で語ったもの。報道によると、SNSの投稿をチェックしていた軍はある日ISILの司令部とみられる建物をバックに立っている間抜けな兵士の写真を発見。彼らはほかにもSNS上で司令官やISILについて自慢げに吹聴しており、一連の情報により司令部の所在が特定されてしまったという。これを受けて、軍は投稿からわずか22時間後に3発のJDAM(誘導爆弾)を投下、建物全体を吹き飛ばしたとのこと。
発端となった投稿の詳細については明かされていないが、いわゆる自撮り写真の類だったようである。間抜けな投稿により炎上してしまう例は多々あれど、物理的に炎上させられてしまったのは前代未聞であろう。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | 軍事 | セキュリティ | SNS | 情報漏洩
関連ストーリー:
FBIが警告:ISISは君のWebサイトを狙っている 2015年04月14日
ISIS、Twitterアカウントをブロックされたことに腹を立ててTwitter創設者に向け殺害予告 2015年03月04日
クルド人部隊の手作り戦車 2015年02月17日
米中央軍のTwitterなどが攻撃され乗っ取られる、「イスラム国」の声明掲載も 2015年01月15日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク