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スマホのバッテリーを長持ちさせる工夫、「ディスプレイの明るさ抑える」が最多
今や、多くの人の生活に欠かせなくなったスマートフォン。普及にともない「バッテリーが切れることへの恐怖」を覚える人も増えている。13年に、ソフトバンクBB株式会社のSoftBank SELECTIONが首都圏のスマホユーザー800人に調査したところ、8割が「電池切れへの恐怖を感じる」と回答した。「スマホの電池切れ」がどのくらい怖いのか聞いた結果、3人に1人が「財布をなくすのと同じくらい」、女性の4人に1人は「ゴキブリと同じくらい」と回答している。
調査から2年が経ち、現在は軽量でスタイリッシュな「モバイルバッテリー」の普及も進んだ。MMD研究所が今年5月、スマホをもつ15歳以上の男女342人に、「スマホ用モバイルバッテリー」の所有率を聞いたところ、26.6%が「所有していて、常に持ち歩いている」、26.9%が「所有しているが普段はあまり持ち歩いていない」と回答した。4割以上が「何かあった時のために」モバイルバッテリーを所有している。
スマートフォンの「バッテリーの持ち」については、「意識する」(41.2%)と「やや意識する」(42.1%)とを合わせて、83.3%が購入時からバッテリーの持ちを気にしていた。OS別に見ると、iPhoneユーザーの79.6%、Androidユーザーの86.9%が「意識する+やや意識する」と回答している。全体の8割がバッテリーの持ちを気にしながら、モバイルバッテリーの所有率はその半数(4割)と考えると、モバイルバッテリーを持ち歩かなくても「節電」する術を身につけている人が多いのかもしれない。
スマホのバッテリーを長持ちするように工夫していること(複数回答)を聞いたところ、iPhoneユーザーでは「ディスプレイの明るさを抑えている」が42.5%と最多だった。次いで「待機起動中のアプリを小まめに停止する」(32.9%)、「GPSやBluetoothなどの設定をOFFにしている」(26.3%)と続く。Androidユーザーでは、「ディスプレイの明るさを抑えている」が48%と最も多く、iPhoneユーザーよりも6ポイント高かった。次いで「GPSやBluetoothなどの設定をOFFにしている」(38.3%)、「省電力モードをONにしている」(35.4%)。それぞれが工夫をこらし、できるだけ長時間、スマホの電源を持たせようとしているようだ。(編集担当:北条かや)
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