シャープ、冷凍・冷蔵の食材が混在しても自動調理できるウォーターオーブン「ヘルシオ」発売

2015年6月4日 17:19

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上段は「AX-XP200-R(レッド系)」と「AX-XP200-W(ホワイト系)」下段は左から「AX-SP200-R(レッド系)」「AX-MP200-W(ホワイト系)」「AX-CA200-R(レッド系)」(写真提供:シャープ)

上段は「AX-XP200-R(レッド系)」と「AX-XP200-W(ホワイト系)」下段は左から「AX-SP200-R(レッド系)」「AX-MP200-W(ホワイト系)」「AX-CA200-R(レッド系)」(写真提供:シャープ)[写真拡大]

 シャープは3日、業界で初めて冷凍、冷蔵、常温の食材が混在しても自動調理ができる「まかせて調理」を搭載したウォーターオーブン「ヘルシオ」4機種を7月24日に発売すると発表した。価格はすべてオープンプライス。各機種ともカラーはレッド系とホワイト系の2色。

 「まかせて調理」では、「赤外線ムーブセンサー」がスイングして食材の温度(冷凍・冷蔵・常温)を見分ける。また「温度センサー」が加熱後の庫内温度の変化から食材のおよその分量を検知する。この2つのセンサーと、低温の食材へ多く熱を与える過熱水蒸気の特性を活かしたヘルシオ独自の「ウォーターヒート技術」との組み合わせで、冷凍と冷蔵、常温の食材が混在しても、また分量の多少に関係なく、自動で調理することを実現している。

 従来機では、冷凍の食材は先に解凍してから調理する必要があったが、新発売の4機種では、食材の温度にかかわらず、お好みの食材や分量を角皿(付属品)に並べ、4つの調理方法(「網焼き・揚げる」「焼く」「いためる」「蒸す・ゆでる」)から選ぶだけで、自動で調理できる。たとえば、「海鮮焼きそば」を調理する場合、家にあるお好みの野菜と、買い置きしている冷凍シーフードや麺などを凍ったまま角皿に並べ、一緒に調理できる。

 また、全4機種中の2機種では、8~10分でできるスピードメニューが従来機種の約1.5倍の100種類と充実。加えて、2種類の手動オーブン機能(熱風コンベクションオーブン/ウォーターオーブン)で300℃のハイパワー設定が実現されている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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