日産、神奈川県横須賀市とEV普及モデルの構築で提携

2015年6月3日 17:53

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 日産自動車は3日、神奈川県横須賀市と電気自動車(EV)の普及を目指す連携協定「横須賀 EV 創生 project」に合意したと発表した。

 両者はこの合意に基づき、これまでの取り組みをさらに発展させ、EV本格普及のムーブメントを創出すべく、「住む・働く・遊ぶ」どこでも充電可能な「日本一」の充電環境の整備、EV生産「日本一」自治体としてベンチマークとなる先駆的な普及施策の実行、EVを新たな街づくりの礎として活用する日本一のモデルの発信、という3つの柱を軸に、先駆的な取り組みを検討・実行していく。

 なお、それぞれの取り組みにKPI(重要評価指標)を設定して、PDCAサイクルを回すことで、2020年度に市内の自動車保有台数のうち10%がEVとなることを目指し、連携していくという。

 まずは、EVの普及に向けた課題である「集合住宅への充電インフラ整備」やオポチュニティである「通勤車両の電動化促進・従業員駐車場への充電インフラ整備」に優先的に取り組む。

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