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日米の注目経済指標:米5月の雇用統計、非農業部門雇用者数の予想は+22.3万人
*02:46JST 日米の注目経済指標:米5月の雇用統計、非農業部門雇用者数の予想は+22.3万人
6月1日-5日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■6月1日(月)午後9時30分発表
○(米)4月PCEコア指数-予想は前年比+1.4%
参考となる3月実績は+1.3%。コアPCEの伸び率は1%台前半で推移しており、4月分についても個人消費に大きな変化が生じていないことから、3月実績を若干上回る水準にとどまる見込み。3月実績と同じ伸び率になっても不自然ではなく、市場予想は妥当か。
■6月1日(月)午後11時発表
○(米)5月ISM製造業景況指数-予想は52.0
参考となる4月実績は51.5。先行指標となる5月マークイット製造業PMIは53.8で4月実績をわずかに下回った。5月については雇用指数の動向がキーポイントになる。4月雇用指数は低下しており、同部門の指数が伸び悩んだ場合、5月の数字は市場予想の52.0を下回る可能性がある。
■6月3日(水)午後9時15分発表
○(米)5月ADP雇用統計-予想は前月比+20.0万人
参考となる4月実績は前月比+16.9万人。5月については4月実績を上回る可能性が高い。ただし、製造業の雇用拡大ペースはやや鈍化しているとの見方が出ており、雇用者数は市場予想を若干下回る可能性がある。
■6月5日(金)午後9時30分発表
○(米)5月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数が前月比+22.3万人、失業率は5.4%
参考となる4月実績は非農業部門雇用者数が+22.3万人、失業率は5.4%。ただし、3月の雇用者数は+8.5万人に下方修正されており、4月実績の数字は強くないとの見方が多かった。5月の雇用者数は20万人超の増加が見込まれているが、製造業などの雇用拡大が鈍っていることから、市場予想を下回る可能性がある。失業率については労働時間等の推移を考慮すると、4月実績と同水準の5.4%になる見込み。
その他の主な経済指標の発表予定は、3日(水):(米)4月貿易収支、5日(金):(日)4月景気先行指数。《TN》
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