Windows 10のAndroid/iOSデバイスとの連携強化は大きな賭け?

2015年5月31日 20:55

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記事提供元:スラド

Microsoftの発表によれば、PC用Windows 10にはPCとスマートフォンを連携して使用するための「Phone Companion」アプリが搭載されるそうだ(Blogging Windowsの記事BetaNewsの記事Re/codeの記事)。

Phone CompanionはスマートフォンのOSにかかわらず、PCを使用していない時でもWindows 10の機能の一部をユーザーが活用できるように作られている。そのため、Windows搭載スマートフォンだけでなくiPhoneやAndroid端末でも利用可能だ。

仕組みとしてはスマートフォン側に対応アプリをインストールすることで、クラウドを経由してPCとのコンテンツ同期を可能にするというものだ。既にAndroid/iOSアプリが公開されているOneDriveやOneNote、Office、Outlook、Skypeのほか、音楽再生アプリやパーソナルアシスタントアプリ「Cortana」も今後利用できるようになるという。Windows搭載スマートフォンの場合、アプリのインストールは不要となる。

BetaNewsの記事では、Phone Companionの追加でWindows 10にアップグレードする理由が増える一方、CortanaがAndroid/iOSでも利用できるようになることでWindows搭載スマートフォンのセールスポイントが減ることになると指摘。Windows 10 PCのユーザーがOSを気に入れば、スマートフォンでもWindowsを選ぶ可能性もあるが、これは非常に大きな賭けであるとしている。皆さんはどう思われるだろうか。 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | OS | マイクロソフト | クラウド | 携帯電話 | モバイル | ソフトウェア | Windows

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